プログラム
特別講演
- ドパミン過感受性精神病の病態から治療まで:治療抵抗性の克服
- 千葉大学大学院医学研究院精神医学教室伊豫 雅臣 先生
- 治療抵抗性統合失調症のリカバリー
- 藤田保健衛生大学医学部医学科精神神経科学講座岩田 仲生 先生
教育講演
- 境界性パーソナリティ障害を知り、対応を考える:過量服用や脱抑制を考えた処方を含めて
- 名古屋大学大学院医学系研究科 精神医学・親と子どもの心療学分野
尾崎 紀夫 先生
- 精神科薬剤師に期待すること
- 藤田保健衛生大学大学院保健学研究科医療科学専攻鍋島 俊隆 先生
シンポジウム
- S1. 精神科以外の他領域(老年・がん・妊婦・小児など)における向精神薬の適正使用
- 溝神 文博 先生(国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター 薬剤部)
- 齋藤 順平 先生(国立研究開発法人 国立成育医療研究センター 薬剤部)
- 岸 里奈 先生(名古屋大学医学部附属病院 薬剤部、名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ)
- 宮崎 雅之 先生(名古屋大学医学部附属病院 薬剤部、名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ)
- S2. 睡眠障害を知って適切な治療を考える
- 岩本 邦弘 先生(名古屋大学大学院医学系研究科 発達老年精神医学分野)
- 橋本 保彦 先生(神戸学院大学薬学部)
- 吉川 明良 先生(広島市立広島市民病院 薬剤部)
- S3. 精神科薬剤師による臨床・教育・研究
- 吉見 陽 先生(名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ)
- 肥田 裕丈 先生(名古屋大学医学部附属病院 薬剤部、名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ)
- 村田 篤信 先生(医療法人慧眞会 協和病院 薬剤科)
- 佐々木典子 先生(三重大学医学部附属病院 薬剤部)
- S4. 統合失調症薬物治療ガイドラインの使い方
- 橋本 亮太 先生(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 精神疾患病態研究)
- 村田 篤信 先生(医療法人慧眞会 協和病院 薬剤科)
- 橋本 保彦 先生(神戸学院大学薬学部)
- S5. 地域移行における精神科薬剤師の役割 part2 ~それぞれの立場・それぞれの役割~
- 中田 裕介 先生(合資会社 中田薬局店 ゆう薬局)
- 長浜 恭史 先生(公益財団法人 西熊谷病院薬局)
- 牛塲 裕治 先生(総合心療センターひなが)
ワークショップ
- W1.向精神薬の減薬・減量ガイドライン構築のためのワークショップ(定員40名:薬剤師に限る)
- 企画運営者:野田 幸裕 先生(名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ)
- 亀井 浩行 先生(名城大学薬学部 病院薬学研究室)
- W2.精神疾患患者さんの声を聞こう!~偏見をなくすために~(定員40名:保険薬局薬剤師に限る)
- 企画運営者:亀井 浩行 先生 (名城大学薬学部病院 薬学研究室)
- 野田 幸裕 先生(名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ)
- 半谷 眞七子 先生 (名城大学薬学部病院 薬学研究室)
- 月崎 時央 先生(メンタルサバイバーチャンネル)
- W3.陽性・陰性症状評価尺度(PANSS)トレーニング(定員40名:薬剤師に限る)
- 企画運営者:天正 雅美 先生(さわ病院)
- 谷藤 弘淳 先生(こだまホスピタル)
- 講 師:堀 輝 先生(産業医科大学医学部 精神医学教室)
1)名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ、2)名城大学薬学部病院 薬学研究室
近年、統合失調症、大うつ病性障害、あるいは双極性障害など、精神疾患における薬物療法は多様化・複雑化している。抗精神病薬、抗うつ薬、あるいは気分安定薬の単剤療法で効果が得られない場合、薬剤の切り替え、増強療法、あるいは併用療法などで対処するが、多剤大量併用療法を招く場合もある。多剤大量療法は、治療効果を増強するというエビデンスはなく、むしろ副作用のリスクを上昇させるため、薬理学的特性を重視して治療薬を考慮する必要がある。多剤大量療法の解消には、処方の単純化や減量の知識とスキルを習得し、副作用の顕在化やアドヒアランスの向上を目指した支援が鍵となる。
本学会では、ワークショップにて精神科薬物療法における処方の単純化や減量の知識とスキルを習得してもらい、薬剤師主導の精神科薬物療法における向精神薬の減薬・減量ガイドラインの構築を目指す。
1)名城大学薬学部病院 薬学研究室、2)名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ、3)メンタルサバイバーチャンネル
スティグマは、「偏見や差別などの否定的な態度・行動・認識」と定義されており、特に統合失調症などの精神疾患患者に対するスティグマは、精神医療や福祉活動において大きな障害となっています。
本邦における精神疾患患者に対するスティグマは、諸外国と比較して多いことが指摘されており、一般市民だけでなく、精神疾患患者と身近に接している医療従事者のスティグマも根強く、特に薬剤師が精神疾患患者を受容し、適切な服薬支援を行う上で大きな障害の原因となっています。このスティグマを軽減する方策のひとつとして、「精神疾患患者さんとの対話」による疾患の理解が重視されています。
本WSでは、受講者の方々に、精神疾患の患者さんの症状や治療の体験談を実際に聞いていただき、この対話を通してスティグマの問題点やその改善策について理解を深めていただきたいと考えています。
1)さわ病院、2)こだまホスピタル
3)産業医科大学医学部 精神医学教室
統合失調症の精神症状の評価について、陽性・陰性症状評価尺度(PANSS)を用いて学ぶ。症例を用いながら講師より評価の際の解説をいただく。また、別途症例を用意、グループごとに議論し精神症状の評価を行う。
本ワークショップは、薬剤師が現場で実際に精神症状の評価を行うことを目的としていない。患者の症状について理解を深め、より臨床的な視点を持ち、さらに一歩踏み込んだ薬学的管理を行うための機会と考える。
一般演題:口頭発表、ポスター発表
ポスター発表 : 1日目 [ 9月15日(土) ] |
---|
展示:11時00分開始 示説:16時45分〜17時30分(奇数) 17時35分〜18時20分(偶数) |
口頭発表 : 2日目 [ 9月16日(日) ] |
口頭発表(一般)1・3 口頭発表(学生)1:8時45分〜9時35分 口頭発表(一般)2・4 口頭発表(学生)2:9時45分〜10時35分 |
ランチョンセミナー
- 「抗精神病薬の変遷と新規抗精神病薬への期待」
- 馬場 寛子 先生(医療法人社団碧水会 長谷川病院 薬剤部)
- 中村 祐 先生(香川大学医学部 精神神経医学講座)
ランチョンセミナー 1 第2会場9月15日(土)12:30 - 13:30
(大塚製薬株式会社)
- 「抗精神病薬のoff targetおよびon targetの副作用」
- 吉尾 隆 先生(東邦大学 薬学部 医療薬学教育センター 臨床薬学研究室)
- 長嶺 敬彦 先生(三光舎)
ランチョンセミナー 2 第3会場9月15日(土)12:30 - 13:30
(大日本住友製薬株式会社)
- 「睡眠障害に着目した精神障害の診断と治療」
- 野田 幸裕 先生(名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ)
- 尾崎 紀夫 先生(名古屋大学大学院医学系研究科 精神医学・
親と子どもの心療学分野)
ランチョンセミナー 3 第4会場9月15日(土)12:30 - 13:30
(MSD株式会社)
- 「治療継続性を見据えたアセナピンの選択-治療継続率と満足度調査の結果から-」
- 亀井 浩行 先生(名城大学薬学部病院薬学研究室)
- 竹内 一平 先生(桶狭間病院 藤田こころケアセンター 薬剤部)
- 藤田 潔 先生(医療法人静心会 桶狭間病院 藤田こころケアセンター )
ランチョンセミナー 4 第2会場9月16日(日)12:00 - 13:00
(Meiji Seikaファルマ株式会社)
- 「各抗精神病薬の特性を活かした治療選択」
- 宇野 準二 先生(桶狭間病院藤田こころケアセンター)
- 岩田 仲生 先生(藤田保健衛生大学医学部 精神神経科学講座)
ランチョンセミナー 5 第3会場9月16日(日)12:00 - 13:00
(ヤンセンファーマ株式会社)
各日に当日分のランチョンセミナーチケットを配布します。ご希望のランチョンセミナーのチケットをお受け取りください。
・配布時間: | 9月15日(土)9:30より配布開始 |
9月16日(日)8:30より配布開始 | |
・配布場所: | 総合受付付近(新3号館1階) |
※ 1名につき1日1枚の配布となります。
※ 各ランチョンセミナーはお弁当の数に限りがございます。先着順となりますので、お早目にお越しください。なお、配布時間内でもチケットがなくなった場合は、配布を終了いたしますので、ご注意ください。
※ チケットはランチョンセミナー開始10分後より無効となりますので、ご注意ください。