会頭挨拶

この度「第70回日本小児保健協会学術集会」を令和5年6月16日（金）～6月18日（日）の3日間にわたり、神奈川県川崎市にあります川崎市コンベンションホールにて開催することになりました。新型コロナウィルス感染症の流行が続いておりますが、現地開催とオンデマンド配信を予定しています。

令和5年度には子ども家庭庁の創設という子どもと家族にとって大きな出来事があります。子どもと家族の安心と安全を見守る行政の要として、大いに期待したいと思います。

子ども家庭庁の背景にある成育基本法を見ますと、小児医療と小児保健の近接化が一つのキーワードになると感じています。日常的な小児医療の中にますます小児保健的な内容が増えてくるでしょうし、小児保健を担当する側も、より一層医療のことを知って業務にあたる必要性が高まると思われます。本学術集会が、双方の情報発信と学術的な研鑽の場として大いに活用していただけることを心より願っています。

つきましては、本学会および本学術集会の趣旨にご賛同いただき、多くの皆様のご参加と、ご支援をお願いいたします。