会長挨拶
ご挨拶
第45回日本母体胎児医学会学術集会を2023年10月14日(土)15日(日)の二日間にわたり、大田区産業プラザPiO(東京・大田区)にて開催いたします。
本学会は、日本産科婦人科ME懇話会の基本理念を受け継ぎ、医学者(M)と工学者(E)が協力して、産婦人科領域におけるメディカルエンジニアリングの学理および応用の研究を推進すると共に、母体胎児医学に関する基礎的、臨床的研究についての発表、知識 の交換、情報の提供、教育・啓発活動などを行うことにより、医学・医療の発展に寄与することを目的として開催されており、すでに45年の月日を経ようとしています。
今回のテーマは「母子をとりまく多様な環境を支える」と題し、妊娠・分娩・胎児に限らず、妊娠前からのプレコンセプションケア、がん生殖医療、様々な内科・外科疾患合併妊娠の管理や胎児診断・治療といった幅広い医学領域を網羅した内容となっています。
これまでの学術集会では、医師と技術者を中心とした集いとなっていましたが、今回は、助産師・看護師の皆様の皆様を対象としたプログラムを充実し、“ともに働く仲間”と一緒に学修することを目的としています。そのため、東邦大学医学部産科婦人科学講座に加え、東邦大学看護学部看護学科にも協力を仰いで運営いたします。
会場のPiOは、京急蒲田駅徒歩1分の地にあり、羽田空港、品川、横浜からのアクセスの点で利便性がよいため、全国各地からのご参加を期待しております。教室員一同、一丸となって取り組みますので、蒲田の地でお目にかかるのを楽しみにしています。
- 第45回日本母体胎児医学会学術集会
- 会長中田 雅彦
- 東邦大学医学部産科婦人科学講座・主任教授